ニューハーフ業界で頑張る、輝く先輩にインタビュー!これからデビューしたいと思っているあなたにぜひ読んでほしい素敵なアンサーが満載です!今回はアバンチュールで働く「奈美恵」センパイにインタビューしに行ったよ!
自分が満足出来なきゃ生きてる意味なんかない。
「ニューハーフになってよかったと思う事・得した事はありますか?」
ニューハーフになってよかったと思うのは自分らしく生きられるようになったことです。
ニューハーフになる前までは、自分をごまかしながら生活をしていて。
でも、ふと「私、何やってるんだろう…。自分が満足出来なきゃ生きている意味なんかない。」って思ったんです。
今は、自分に正直に生きることが出来て最高に幸せ!
得した事もいっぱいあります。私はよくクラブに行くのですが、ナンパをよくされます。(嬉)
自分の好きな服を着て、メイクをして、「かわいいね!」と言われた時は心の中でガッツポーズです。(笑)
ナンパされた男の子に「実は私男の子なの。。」と話して、驚いた顔を見るのもおもしろいです。
もっともっと、心も体も磨いて、男性からも女性からも魅力的と言われるようになりたいと思います。
あえて目標は決めない。だから生まれるらしさがあるんじゃないかな。
「目標にしているニューハーフさんはいらっしゃいますか?」
目標にしている方は居ないです。(笑)
目標を決めることって○○さんみたいになりたい!ってことですよね。 たしかにこの業界にも活躍されている方はたくさん居ます。お笑い芸人だったら「はるな愛さん」。 歌手だったら「中村中さん」。モデルだったら「椿姫彩菜さん」。 みなさんステキだな~と思うんですが、目標ではないんです。
私はダンスをしているのですが、ショーパブで行うようなダンスではなくて、SEXYでカッコいい、ヒップホップダンス!
耳が聞こえないけど、とにかくダンスが大好き!
ダンスが好きだから、聞こえないことで諦めたくない。
自分らしさを手に入れた私は、今の自分が大好きです。
だから、ダンスを通して私を見てもらいたい。
見てくれた人に、感動や刺激を与えられるようになりたい。
だからあえて目標は決めない。奈美恵らしさを通して行きたいんです。
戸籍を変えるためには“アレ”を切る!(笑)
「将来の夢・目標は何ですか?」
夢は「結婚」。
ふつうの女の子だと、好きな人と付き合ってふつうに結婚が出来るケド、ニューハーフは戸籍を変えなきゃ結婚できない。
戸籍を変えるためにはまず“アレ”を切らなきゃっ!(笑)
女の子としてふつうの幸せを手に入れたい。
真っ白なウェディングドレスを着て、ヴァージンロードを歩きた~い!
だから仕事も頑張ります。
もうひとつの夢はやっぱり「プロダンサー」!
高1のときにテレビで安室奈美恵ちゃんを見たときの衝撃は今でも忘れられません。 本当にかわいくてかっこよくて。安室ちゃんみたいにたくさんの観客の前で踊ってみたい。これはず~っと持ち続けている夢です。
「耳が聞こえないのに踊れるの!?」ってよく言われるケド、「やれば出来る!」ってことを踊って証明したい! ひとりでも多くの人に私のダンスを見てもらいたいと思ってます。
笑顔は伝染する。
「これからデビューしようとしている方にアドバイスするとしたら、何が一番必要ですか?」
そうですね。やっぱりお客様に「このお店に来てよかった!」と思って頂けるようにサービスすることが大切だと思います。
お客様はサービスも嗜好もそれぞれ。静かに楽しみたい方もいるし、おしゃべりを楽しみたい方もいるし、 お客様の希望を素早くキャッチして合わせる力が必要です。
本当に難しくてまだまだ私も勉強中ですが。。。
「気持ちよかった!」「満足した!」って言って頂く為に努力しています。
あとは「笑顔」!
お客様は気持ちよくなりたいとか、癒されたいと思って、お店に来て下さっているので、
そんな時に私たちが曇った顔をしていたら台無しですよね。
「笑顔は伝染する!」なので、お出迎えもお見送りも、笑顔で!
男として?女として?そうじゃなくて、自分のスタイルを考える。
「ニューハーフとしてデビューしたきっかけは?」
まだサラリーマンとして働いていた時に、ゲイやビアンが集まる飲み会に参加したんです。
そこで緒方れんさんという方に出会いました。
彼女は私と同じ聴覚障害で、性同一性障害を持っていました。
女性として生きる決断をしたれんさんとの出会いは、それまでずっと悩んでいた私にとってとても衝撃的なものでした。
出会った日に連絡先を教えてもらい、色々な事を相談しました。
周囲の目を気にして自分らしさを押し殺していた私に、「男として、女としてではなく、自分のスタイルを持って。そうしないと前には進めないよ。」 というアドバイスをくれました。そのアドバイスに背中を押されて、踏み出す決心がつきました。
同じ障害を持つれんさんとの出会い、彼女の生き方やアドバイスから、 自分が望む通りに生きる素晴らしさを学び、ニューハーフとしてデビューしました。
彼女に出会えて本当によかった。心から感謝しています。
耳が聞こえないからといって特別扱いはしない。
「お仕事を始めて、以前の自分と何か変化はありましたか?」
はい。
私は音のない世界に生まれて、聞こえる人とのコミュニケーションで不便なことがありました。 聞こえない同士では手話で話をするのですが、元々手話には敬語がありません。
お店に入ったばかりの頃は、ママや先輩からマナーや言葉遣いについて色々注意を受けました。 当時は注意を素直に受け止めることが出来ず、何度もお店を辞めようと思いました。
でもママは、「耳が聞こえないからといって特別扱いはしない。このままではどこに行っても通用しないよ。」と、色々な事を教えてくれました。
ここで仕事をすることで、自分の障害についての意識も変わりました。
「聞こえないからしょうがない。しかたない。」という甘えを持っている自分に気付くことが出来たから、変わる努力が出来ました。
今では言葉遣いにも慣れて、怒られることも少なくなりました。仕事もしやすくなりました。(笑)
私を成長させてくれたママ、先輩達には、本当に感謝しています。






