「ホントのところ教えて！にゅーこみゅ。大調査」では、メイクを始めた年齢や、どういう業種で働きたい？など、トランスジェンダーや、ニューハーフ、女装子、男の娘のみなさんが経験されてきたであろう、さまざまなテーマに沿ってみなさん自身の経験や思い出を共有していただいてます。
2024年に行った大調査の結果を公開します。ぜひご覧ください！

にゅーこみゅ。大調査とは

「にゅーこみゅ。大調査」とは、トランスジェンダーの方、ニューハーフさん、女装子さん、男の娘のみなさんが、なかなか周りの人に話せないような悩みの相談だったり、みなさんが経験や体験してきたことを伝えたりできる場所をつくりたいという想いから生まれた「にゅーこみゅ。」内にあるコンテンツです。

メイクを始めた年齢や、どういう業種で働きたい？など、トランスジェンダーや、ニューハーフ、女装子、男の娘のみなさんが経験されてきたであろう、さまざまなテーマを用意しています。 毎月違うテーマを設けており、匿名で簡単に参加できるので、気になった方は、下記リンクよりチェックしてみてください。

ホントのところ教えて！にゅーこみゅ。大調査

それでは、早速2024年に行った大調査の結果を発表していきたいと思います。

何歳くらいから性の違和感を感じていた？

「10代」と回答された方が最も多く35.4％、次いで「20代」が29.2％という結果でした。
思春期や成人後のタイミングで、自分の性について向き合う機会が訪れる方が多いことがわかりました。
一方で、「40代」の16.7％や「覚えていない」と答えた14.6％の方もいらっしゃり、性に関する違和感は人生のさまざまなタイミングで意識されることがあるようです。

ナイトワークと昼職、メインで働きたいのはどっち？

「昼職」を希望される方が全体の78.1％と多数を占める一方で、「ナイトワーク」を選ばれた方も21.9％いらっしゃいました。
多くの方が昼職を希望しつつも、ナイトワークをメインに考える方も一定数存在し、夜の仕事ならではの魅力やライフスタイルに適応した働き方を求めていることがうかがえます。

はじめてメイクをしたのは何歳？

「10代」と回答された方が53.2％と半数を超えており、思春期の時期にメイクを始められた方が多いことがわかります。次いで「20代」が23.4％、「30代」以降も少数ながらメイクを始められた方がいらっしゃいました。
多くの方が比較的若い時期にメイクを取り入れる一方で、30代以降や「覚えていない」と回答された方も一定数おり、それぞれのライフステージや状況に応じたタイミングでメイクに挑戦されている様子がうかがえます。
メイクは自己表現のひとつとして、年齢に関わらず新しい一歩を踏み出すきっかけとなることを改めて感じました。

どこを整形してる？してない人はどこを整形したい？

メイクの参考にしている人やモノは？

女性ホルモンは接種していますか？

「している」と回答された方が49.3％、「していない」と回答された方が50.7％と、ほぼ半々に分かれる結果となりました。
女性ホルモンに関しては、過去に「にゅーこみゅ。本音や悩みをぶっちゃけトーク」でも「ホルモン注射について」や「男性が女性ホルモン増やす方法」など質問がありました。
気になる方はぜひチェックしてみてください！

あなたの髪の長さは？

「地毛（ショート）」が37.5％で最も多く、次いで「地毛（ロング）」と「ウィッグ（ロング）」がそれぞれ31.3％という結果になりました。一方で、「ウィッグ（ショート）」を使用している方は今回の回答では見られませんでした。
ショートヘアとロングヘアがほぼ均等に分かれており、地毛とウィッグのどちらも多くの方に活用されていることがわかります。髪型は自己表現の大切な要素のひとつであり、それぞれの選択が個々のライフスタイルや価値観に寄り添ったものであると感じられる結果となりました。

どんな仕事をしたいですか？

「事務職」が29.4％で最も多く、次いで「エンタメ系」が20.6％と続きました。一方、「営業職」「販売職」「ナイトワーク」はそれぞれ14.7％と同じ割合となり、特定の業種に偏らない多様な希望が伺えます。「制作開発職」は5.9％と少数派でしたが、クリエイティブな仕事を目指す方も一定数いらっしゃいます。
安定感や働きやすさを重視する「事務職」を希望する方が多い一方で、「エンタメ系」や「ナイトワーク」など、自分らしさを活かせる職種に挑戦したいと考える方も少なくないことがわかりました。

よく買うレディース服のブランドまたはお店は？

2024年あなたのベストコスメは？

はじめて女装したのは何歳？

結果を見ると、「10代」と回答された方が59.3％と圧倒的に多く、「20代」が14.8％、「30代」が7％、そして「40代」が18.5％という結果も得られ、それぞれの年代で多様なタイミングで女装に挑戦されていることが伺えます。
多くの方が若い頃に女装を経験する一方で、30代以降でも新しい挑戦として女装を始められる方が一定数いることが特徴的です。女装がライフステージや自己表現の機会として幅広い年代で関心を持たれていることが伺える結果となりました。

はじめて女性ホルモンを投与したのは何歳？

「20代」で投与を始めた方が28.6％と最も多く、次いで「覚えていない」が22.2％という結果になりました。「10代」「30代」「40代」「50代」「60代」はそれぞれ11.1％と均等な割合で続きました。
女性ホルモンの投与を始めるタイミングは、人それぞれで幅広い年代にわたっていることがわかります。特に20代で始める方が多い一方で、他の年代でも一定数の方が投与を始めていることが特徴的です。
これから女性ホルモンの接種を考えている方は、専門の医師やカウンセラーと十分に相談し、自分に合った方法を選んでください。

番外編：ニューハーフにはどんな人がいますか？

匿名のメッセージサービス「マシュマロ」にて、

ニューハーフにはどんな人がいますか？
１竿＆玉両方ついている
２玉だけ切って、竿だけついている
３切断済（女の子のアソコ）
ちなみに、私の場合は３番です。私もニューハーフになれますか？

と質問があり、Xにてアンケートを行いました。
多くの方が「竿＆玉両方ついている」状態を選択肢として挙げられていますが、「切断済」や「玉だけ切った状態」の回答も一定数見られ、ニューハーフという存在の身体的な多様性がうかがえます。
ニューハーフであることに明確な定義はなく、自分らしさを表現する方法のひとつであると言えるのかもしれません。

いかがでしたか？

今回は、「ホントのところ教えて！にゅーこみゅ。大調査」で2024年に行った大調査の結果を公開しました。いつもご協力いただきありがとうございます。

にゅーこみゅ。大調査では引き続き、さまざまなテーマに沿って調査をしますので、ぜひご協力をお願いします。

また、こんなことが知りたい！こんなテーマで調査してほしい！などリクエストがあれば、お問い合わせフォームや、「本音や悩みをぶっちゃけトーク」への投稿（匿名）、XやInstagramのDMからお気軽にリクエストをお送りください！（リクエストやご意見には、返信ができない可能性がございますのであらかじめご了承ください。）
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