
夏は短時間の外出でも汗をかきやすい時期なので、他の季節に比べてニオイが気になるという方も多いのではないでしょうか?自分のニオイは気づきにくく、人に不快感を与えてしまっていることもあるかもしれません。
そこで今回は、汗による体臭の原因から対策まで、夏を快適に過ごすためのセルフケア術をご紹介します。
- 1夏にニオイが気になる原因は?
- 2ニオイ対策
- 2.1運動で汗腺を鍛える
- 2.2ボディシートを活用してニオイを予防
- 2.3制汗剤とデオドラントを正しく使いましょう
- 2.4入浴・シャワーで清潔を保ちましょう
- 2.5毛の処理をする
- 2.6ワキのニオイ対策
- 2.7足のニオイ対策
- 3ニオイ対策におすすめのアイテム
- 3.1ボディ洗浄料
- 3.2ボディシート
- 3.3制汗・デオドラント剤
- 3.4足用制汗剤
- 3.5ボディローション
- 3.6頭皮ケアシャンプー・スカルプスプレー
- 4デオドラントの種類
- 5いかがでしたか?
この記事の目次
夏にニオイが気になる原因は?
夏にニオイが気になるのは、汗や皮脂の量が増え、常在菌の働きが活発になるからです。汗そのものはほとんど無臭ですが、皮膚に残った汗や皮脂を菌が分解することで、ニオイ物質が発生します。特に汗をかいたまま放置すると、菌が繁殖しやすく、ニオイが強まりやすくなります。
また、普段汗をかかない生活をしていると、汗腺が衰えてベタついた「悪い汗」をかきやすくなり、これもニオイの原因に。疲労やストレスによって発生するアンモニア臭や、紫外線の影響で増える加齢臭など、体の内側から発生するニオイも夏は強まりやすいのです。
さらに、高温多湿な夏の空気は、ニオイ成分を含んだ水蒸気が広がりやすく、同じニオイでも他の季節より強く、より不快に感じやすくなります。頭皮やワキなど皮脂分泌の多い部位では特に注意が必要です。
ニオイ対策
汗は体温調整のために必要なもので、止めるのではなく「上手に付き合う」ことが大切です。汗そのものは無臭ですが、放っておくと皮膚の常在菌と反応してニオイが発生してしまいます。ここでは、汗のニオイを防ぐための実践的な対策を紹介します。
運動で汗腺を鍛える
汗腺の働きが鈍っていると、ミネラルを多く含んだ「においやすい汗」をかくようになります。逆に、汗をよくかく人は「においにくいサラッとした汗」をかけるように。エスカレーターではなく階段を使う、一駅分歩いてみるなど、日常生活に軽い運動を取り入れましょう。
ボディシートを活用してニオイを予防
汗をそのままにしておくと雑菌が繁殖し、ニオイが強くなります。汗をかいたら早めにふき取るのが基本。外出先では、ウェットシートや汗ふきシートを活用して、首・ワキ・背中など汗をかきやすい部分をサッと拭きましょう。
制汗剤とデオドラントを正しく使いましょう
制汗剤はその名のとおり、汗の分泌を抑えるアイテムで、汗ジミ対策やベタつきの軽減に効果的です。一方で、デオドラントは汗自体ではなく、汗をエサにして繁殖するニオイの原因菌を抑えてくれる働きがあります。
どちらも「乾いた肌に使う」ことが効果を最大限に引き出すポイントです。朝のシャワー後や汗をかいた後は、まずタオルなどでしっかり汗をふき取り、清潔な状態で使用しましょう。濡れたまま使用すると成分が肌に密着せず、効果が薄れる原因になります。
制汗剤・デオドラントにはタイプがあるので、自分にあったものを使いましょう。
Point
制汗剤は汗の量を抑える、デオドラントはニオイの元となる菌を抑える効果があります。使用前には汗をふき取り、清潔な乾いた肌に使うのがポイントです。
入浴・シャワーで清潔を保ちましょう
ニオイが強めな場合は、朝シャワー+夜入浴を試してください。
朝はシャワーで寝汗や皮脂を流し、夜は湯船に浸かって汗腺を刺激しましょう。
半身浴でたっぷり汗をかくのもおすすめです。半身浴をすることで、皮脂や古い角質も落とせて、ニオイの原因を断ち切ることができるといわれています。
毛の処理をする
ワキやデリケートゾーン、足などの毛は、汗や皮脂がたまりやすく、ニオイの原因菌が繁殖しやすい環境をつくってしまいます。とくにワキ毛があると、汗が毛に留まりやすく、ニオイが強く感じられることもあります。
定期的にムダ毛を処理することで、汗がたまりにくくなり、ニオイの軽減に繋がります。カミソリや除毛クリーム、家庭用脱毛器など、自分に合った方法で無理なく続けましょう。
肌に負担がかからないよう、処理後は保湿も忘れずに行うのがポイントです。
ワキのニオイ対策
ワキのニオイ対策には、まずデオドラント効果のあるボディソープで汗や汚れをしっかり洗い流すことが大切です。汗をかきやすい日は、汗を吸収するインナーを身につけてムレを軽減しましょう。さらに、外出前や汗をかいたあとにはロールオンやスプレータイプの制汗剤を使い、菌の繁殖を防ぐことでニオイを抑えましょう。
足のニオイ対策
足のニオイ対策には、まず足裏や指の間を石けんで丁寧に洗い、しっかり乾かすことが基本です。毎日同じ靴を履かずに2〜3足をローテーションし、使用後は風通しの良い場所で乾かしましょう。インソールを外して乾かすのも効果的です。さらに、足専用のスプレーやパウダーを使えば、ムレや菌の繁殖を防ぎ、外出中も快適に過ごせます。
ニオイ対策におすすめのアイテム
日々のニオイ対策には、目的に合わせたケアアイテムを上手に取り入れることが大切です。 おすすめのケアアイテムを紹介します。
ボディ洗浄料
汗や皮脂、古い角質などの汚れをしっかり落とす基本のケアアイテム。デオドラント成分や殺菌効果のあるものを選べば、ニオイの元となる菌を洗い流せて、清潔な肌を保ちやすくなります。
ボディシート
汗をかいたあとや外出先でサッとひと拭きできる便利なアイテム。メントール配合のタイプは清涼感があり、ベタつきも気分もスッキリ。バッグに1つ入れておくと重宝します。
制汗・デオドラント剤
汗・ニオイを防ぎ、清潔感キープしてくれるアイテムです。
種類が豊富なので、後ほど詳しく説明します。
足用制汗剤
足のムレやニオイが気になる人にはマストアイテム。スプレーやパウダー、ジェルタイプなどがあり、靴を履く前に使用することで菌の繁殖を防ぎ、快適な足元をキープできます。
ボディローション
保湿しながらほんのり香るタイプのローションは、肌の乾燥を防ぐと同時に清潔感のある印象に。汗ばむ季節でもベタつきにくいさらっとした使用感のものがおすすめです。
頭皮ケアシャンプー・スカルプスプレー
頭皮は皮脂分泌が多く、ニオイがこもりやすい部位。ニオイの原因となる皮脂や汗をすっきり落とす薬用シャンプーや、洗髪後・外出前に使えるスカルプスプレーを取り入れることで、頭皮を清潔に保ち、さわやかな状態をキープできます。
デオドラントの種類
デオドラントは、汗や体臭を抑えるための製品で、スティック、ロールオン、スプレー、ウォーター、シートなど様々な種類があります。その中から、一部をご紹介します。
自分の肌質やシーンに合わせて、うまく使い分けてくださいね。
スプレータイプ
広範囲にシュッと吹きかけられるので、ワキだけでなく背中や足などのニオイ対策にも◎。ひんやりとした清涼感があり、暑い日のリフレッシュにもぴったりです。ただし、屋外や狭い場所での使用には注意しましょう。
ロールオンタイプ
液体がボール状の先端から転がって出るタイプ。密着感が高く、ピンポイントでしっかり塗れるのが特徴です。乾くまで少し時間がかかりますが、しっかり密着して長時間効果を発揮します。
スティックタイプ
スティック状の固形タイプで、手を汚さずサッと塗れる手軽さが魅力。サラッとした使用感でべたつかず、朝の忙しい時間にも重宝します。持続力も高めなので外出時間が長い日にもおすすめ。
クリームタイプ
しっとりした使用感で、肌なじみが良く保湿力もあるのが特徴。乾燥が気になる方や敏感肌の方にも使いやすく、しっかりニオイを抑えてくれます。デリケートゾーンや足など、気になる部分のケアにも活躍します。
いかがでしたか?
汗やニオイ対策は、ちょっとした工夫と習慣でぐっと快適に過ごせるようになります。まずは毎日の入浴で清潔を保ち、ニオイの原因をしっかり洗い流すことが基本。さらに、制汗剤やボディシートなどのケアアイテムを正しく使えば、自信を持って1日を過ごせるはずです。ワキや足、頭皮など、部位ごとの特徴に合わせたケアも取り入れて、ムレや菌の繁殖をしっかり防ぎましょう。
季節やシーンに合わせて、自分にぴったりの対策を見つけてみてくださいね。
この記事が気に入った方は、下記の「記事を共有」よりシェアをお願いします!
効果には個人差があります。